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敬語「くださる」「いただく」の違いは?

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間違いやすい言語: 敬語「くださる」「いただく」の違いは?

自分のことをへりくだって言う譲語の「いただく」の方が丁寧な表現と思ありがちでよく使われますが、「くださる」と書くべき場面もあります。

基本文例:
・このたびは〇〇をご予約くださいまして、ありがとうございます。
・本日は弊社セミナーへご参加いただき、ありがとうございました。

ポイント1
「~くださる」は、相手の行為を敬う尊敬語です。主語を考えると「~くださる」の主語は、相手です(相手がしてくださる)。
この場合の「予約」は相手の意思によるものなので「ご予約下さいまして」となります。

ポイント2
「ご〜いただく」 は、自分を低めて相手を敬う謙譲語です。主語を考えると「ご〜いただく」の主語は、自分です(自分にしていただく)。
セミナーへの「参加」は相手にお願いしたいものなので「ご参加いただき」となります。

NGフレーズ

NGフレーズ: ご予約いただきまして、ありがとうございます。

相手の意思で予約した場合は、謙譲の「ご~いただく」ではなく、尊敬の「ご~くださる」を使います。

NGフレーズ: 弊社セミナーにご参加くださり、ありがとうございました。

相手に頼んで参加してもらった場合は尊敬の「~くださる」ではなく、謙譲の「ご~いただく」です。

応用フレーズ

応用フレーズ: 会員としてご登録いただきますと動画がご覧になれます。

この場合、相手に会員登録「してもらう」のだから、謙譲語の「ご~いただく」となり、相手が動画を「見てくれる」のだから「見る」の尊敬語「ご覧になる」になります。

使い分けのポイント

「ご〜くださる」「ご〜いただく」を使う場合、実際の会話や文章では主語を省略して用いることが多く、一般的にはどちらを使っても良い、とされています。

ですが、厳密に使い分ける場合は、下記が1つの目安になります。

  • 相手の意思でそうなった場合は「ご〜くださる」
  • 相手にお願いしてそうなる場合は「ご〜いただく」

どちらが正しい?

他に迷いやすいのが、例えば、お客様にサービスを紹介するときの使い分け。下記のAとB、どちらが正しいと思いますか?

A:ご覧いただけます。お召し上がりいただけます。
お使いいただけます。お選びいただけます。

B:ご覧になれます。お召し上がりになれます。
お使いになります。お選びになれます。

お客様に様々なサービスを「商売」する側に、こちらから依頼してそうしてもらうと言うよりは、最終的にお客様の意思でそうしてもらうようにご案内するわけですから、

謙譲語の「ご(お)〜いただけます」より、尊敬語の「ご(お)〜になれます」が適切

ということがわかります。正解はBです。

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