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【混乱ポイント】「ご返事」「お返事」どちらが正しい?

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返事の敬語である「ご返事」と「お返事」、どちらが正しいのでしょうか? はたと気づくと気になってしまうポイントです。その対処法をまとめました。


「ご返事」「お返事」どちらが正しいの?

漢語には「ご」、和語には「お」が付くというルールにのっとると「ご返事」が正しい使い方ですが。実際には「お返事」もよく使われています。
基本文例:
◯◯について大変丁寧なご返事をいただき、
ありがとうございます。

ポイント1:謙譲語の「お」と「ご」の使い分けの基準は、訓読みの和語の前に付くのが「お」、音読みの漢語の前に付くのが「ご」。このルールにのっとると、「返事」の前につくのは「ご」です。ただし、実際には「お返事」も多く使われています。「お返事」は、普段使いの言葉としての色合いが強いようです。

ポイント2:状況にもよりますが、お礼の言葉は「ありがとうございました」と過去形にするのが一般的です。しかし、あえて「ありがとうございます」と現在形にすると、臨場感があり、ダイレクトに感謝の気持ちが伝わります。

NGフレーズ

NGフレーズ:至急、返事していただけますか?

「ご(お)」+「~いただく」のセットで敬意を表すので、この場合は「返事」の前に「ご」が必要で、「返事して」の「して」は不要です。

NGフレーズ:ご返事をいただいた方にお知らせします。

「ご返事をいただく」という表現は間違っていませんが、「方」が敬意を表す言葉なので、「ご返事くださった方」とするほうが丁寧。

応用フレーズ

応用フレーズ:丁寧なご返事をいただき、ありがとうございます。

「ご丁寧なご返事をいただき」としても間違いではありませんが「ご丁寧」「ご返事」と「ご」が続くとくどく感じられます。このような場合は、後の方の言葉に敬語表現を用いるのが一つの目安です。

応用フレーズ:早速ご返信をいただき、ありがとうございます。

「ご丁寧な」に代わる言葉として「早速」、「ご返事」に代わる言葉として「ご返信」が上げられます。

応用フレーズ:ご対応いただき、ありがとうございます。

「ご(お)」+「~いただく」のセットで敬意を表すフレーズとなります。相手が何かしらの行動をとってくれた場合は、「対応する」という動詞に「ご~いただく」が付き、「ご対応いただき」となります。

違いを知って使い分け

必ずしも、漢語には「ご」、和語には「お」というルールどおりではない言葉もあります。

漢語でも「お」をつける例としては、「お礼状」「お加減」「お時間」。和語でも「ご」をつける例では、「ご入り用」「ごゆくっり」などがあります。

時代とともに言葉の使い方も変化していくので、「ご返事」という改まった言い方も、次第に「お返事」というカジュアルな言い方に変わっていくのかもしれません。ですが、違いを知り、その場に応じて使い分けることが必要です。

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